『ナルコス・メキシコ』…スロットで味わうスペイン語ドラマの世界観


南米コロンビアで巨大な麻薬帝国を築いるパブロ・エスコバルと、アメリカの麻薬捜査官たちによる、壮絶な戦いを描いた人気海外ドラマ『ナルコス』。2015年にNetflixでリリースされたこちらの作品は、先の読めない高い質のストーリーと実話に基づいた非常に衝撃的な内容が大きな話題となりました。

また2018年にはその続編として、コロンビアから舞台を移し、メキシコの1980年代以降の麻薬カルテルを描いた、『ナルコス・メキシコ』がリリースされました。コロンビア編と合わせると計6シーズンが制作されたこの人気シリーズですが、ラテンアメリカを舞台としているゆえ、ストーリーの大部分がスペイン語で展開することもあり、スペイン語学習者や南米好きのオーディエンスに特に強い支持を受けています。

 

『ナルコス』の世界観をオンカジのスロットで?

さて、こちらの『ナルコス・メキシコ』の世界観をオンラインカジノで体験できる方法があるのをご存じですか?ネットさえがあればアクセスができ、スマホからでもプレイできるオンラインカジノですが、まず2019年に一作目『ナルコス』のスロットが、これまでにもハリウッド映画を含む原作もののスロット化を得意とするNetEnt社によって製作されました。

そして今年3月末には、待望のメキシコ版のスロットも後を追うようにリリース。こちらはNetEntの姉妹スタジオのRed Tiger社により開発されたもので、主演のディエゴ・ルナ演じるミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドを始め、メキシコ版に登場した各カルテルのボスたちが顔を揃えています。

前作『ナルコス』は、スロットを回すスピンボタンが銃のレボルバーのイメージになっていたり、画面上に銃弾が飛び交ったりと、緊張感のあるバイオレンス感溢れるドラマの世界観が強く感じられるものでしたが、今回のメキシコ版はぱっと見、やや落ち着いた雰囲気かもしれません。

ただしフェリクスの柄「カルテルスピン」が出現した際には、機関銃の音と共に画面上に銃痕が現れるなど、世界観のディテールは余すことなく表現されています。ちなみにバイオレンスとは言っても、ドラマでたくさん見られた生々しい血は、スロット上では流れないので、苦手な方もご安心ください。

 

『ナルコス・メキシコ』のスロット スペックは?

スロットとしてのスペックは、二作とも5x3リールとなっており、最大243通りのペイラインが存在しますが、メキシコ編では、「A・K・Q・J・10」と、4人のカルテルのボスたちという計9種類の柄(+ワイルド柄)があり、このうち左から3つのリールで同じ柄が揃うと当たりとなります。最大配当はベット額の1万倍と、かなり大きめです。

ところで、伝統的なランドカジノにあるような「同じ柄を揃える」というスロットの基本アクション以外に、オンラインカジノのスロットで特徴的なのが、稀に発生して配当の倍率を大きく増やしてくれるボーナスステージです。『ナルコス・メキシコ』のスロットのボーナスステージは、上でも少しだけ書いたフェリクスの「カルテルスピン」が3つ以上揃うことで突入します。

このステージは、四隅に配置されたカルテルのボスたちの周りに、勝利金の配当を倍増させる「マルチプライヤー」が、まるでカルテルのテリトリーが拡大するかの如く増殖していくものです。2つ以上のカルテルがぶつかり合うと戦争が勃発し、テリトリー数が多いカルテルに組み込まれます。これがまるで、目まぐるしく勢力の変わるドラマ中の麻薬戦争をうまく表しているようで面白いのです。

他にも携帯電話や飛行機など、ドラマ中で重要な役割を果たす小道具、大道具が出現し、配当の増える演出として、効果的に使われています。日本のパチスロなどで見られる、キャラクターが決め台詞と言うような演出はありませんが、後ろに流れる哀愁漂うBGM含め、『ナルコス・メキシコ』の世界観を味わうには、うってつけのゲームと言えるでしょう。

このスロットをプレイするための最低ベット額は、わずか0.1ドル(10円相当)となっており、オンラインカジノ自体へのサインアップは通常無料であることを考えると、スロットをプレイすることのハードルは低く、気軽に始められるものです。ただし、オンラインカジノはあくまでも楽しむためにあるものですので、やりすぎにはくれぐれも気をつけてください。

 

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