ビットコインはインフレに強いと言われており、インフレヘッジになり得る可能性があると注目されています。
以下ではなぜビットコインの価格はインフレに強いのか、そしてインフレヘッジになり得るのか、の2点についてご説明します。
ビットコインの売買をしている人はぜひ参考にしてください。
ビットコイン価格がインフレに強いと言われる理由
ビットコインは国が保有する通貨ではないからです。
インフレが起きたときに影響を受けるのは、国が保有する通貨になります。国の通貨におけるニーズが偏ることで、国の財に対して一時的に円安・円高になるわけです。政府もそれを受けて値段をある程度、調整できます。
ただしビットコインは日常生活で使うことは少なく、国も保有していません。シンプルに買いたい人は買い、売りたい人は売る、という人の心理がそのまま反映されています。
ビットコインはインフレヘッジになる?
発行数に制限があるため、なり得ます。
インフレヘッジとは、経済が悪化したときに価値が上昇する物を意味します。金は特にインフレヘッジだと言われており、ビットコインもその仲間になりえるわけです。
インフレに対する不安からビットコインをFXプラットフォームで購入する人もいます。また実際に上記の画像を見ると、インフレ時の2021年4月頃から価格が上がっています。2021年11月8日はビットコインの最高値である約776万円を更新しました。
一方で、ビットコインはまだ将来性が不安定です。逆に売り払う人もいました。2022年にアメリカではインフレの抑制が始まり、ビットコインの価格も一緒に下がっています。
ウクライナ侵攻が始まったときは約452万円ですが、アメリカがコロナの入国制限を解除した2023年5月11日頃のレートは約364万円です。
そのためビットコインがインフレに強い通貨と言えるものの、インフレヘッジになり得るかは様子見になります。
ビットコイン価格はインフレに影響されない傾向がある
上記の例からもビットコイはインフレによって価格が上昇すると言い切れない部分があります。ただし経済状況が悪化したさいに、ビットコインの価格は上がっているため、インフレヘッジになる可能性は十分にあるでしょう。
ビットコインが活躍する場が増えることで、インフレによって価格は上がるようになるかもしれません。